AT141:ヘッド組み立て(その1)・・・バルブ組み

ヘッド加工が終わったので組み立てますよ。

まず下準備としてすべてのネジ穴にタップをかけて清掃します。
ネジ山にゴミが噛んでいては正しくボルト軸力を発揮できないし、なにより組んでいて気持ちが悪い。指でシュルシュルっと抵抗なくボルトが入っていかないとね。

パーツクリーナーで清掃してスチームで洗浄してエアで飛ばしても、まだネジ山にはこれくらいはカスが残ってますよ。気持ち悪い!

もちろんプラグホールも忘れずに。エンジンを組んじゃったらできないですよ。

あと、ボルトを締めあげたことで穴の縁が立ってきているのでカムベアリングキャップの取り付けボルト穴を面取りしておく。キャップ側にも面取りは施されてはいるが、もし競ってしまうとベアリングの真円が出ないのでリスク回避としてあらかじめ処置しておく。

半日を費やして下準備が終わったので楽しい組み立てに入ります。

まず、バルブステムシールの打ち込み。

バルブを組み込み。楽しすぎて写真を撮るのを忘れた。
この日のためにビカビカに磨いたバルブをビカビカのポートに刺す悦び!

このあとカムを組んでシム調整をしようとしたところでショッキングな事態に。。。

秘蔵のカムがサビだらけ!
もうダメかと思ったけどサビは薄いものでペーパーで磨けば何とかなりそう。。。
下が試しに磨いてみたもの。

手持ちのカムがあるから16バルブのヘッドを選んだのにカムが使えなければ意味がな~い。。。

主観的難易度:★☆☆☆☆(気持ちよく組んでいたのに。。。)

<Summary for overseas visitors>

I have been riding an AT141 CORONA Hardtop that is an old Japanese car produced by TOYOTA. AT141 has the 4A-GE engine. I started a project making new 4A-GE. In this post, I took a note of records such assembling a cylinder-head as tapping bolt holes. Unfortunately I found that my treasured TODA Racing cams were rusted!

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