オーナーのやる気を引き出すために作業環境を整えたところ、ようやく手を動かし始めた!
まず、シリンダーブロックをスチームで洗浄。
![](https://spark-racing.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0320-1-1024x640.jpg)
そして腰下を組んでましたが「クランクが回らない!」と言う。。。よく見るとクランクの前後が反対!
![](https://spark-racing.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0325-1024x768.jpg)
ギャグとしては面白いっ!
まあ、普通はこんなことしないですが、クランクを前後逆に組むと手では回せないことが良く分かった。クランクキャップはブロック側に組付けた状態で、通しで加工するラインボーリングが施されているので、キャップの順番を前後逆に組むと芯が出なくなるので回らないのは当然。
でも、もし仮にクランクキャップを正しく組んだ場合は、クランクを前後逆に組んでも回るのでしょうか? 自分のエンジンでは試したくないので誰か実験してみて!
まあ、冗談はこれくらいにして正しくクランクが組まれた。。。
![](https://spark-racing.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0326-1024x768.jpg)
この後、社長が用事で出て行ったので、ピストン組付けを代行。
とりあえず動けばいいというエンジンなのでポイントだけ抑えての最低限の洗浄です。 ピストンリングと子メタルは新品に。
![](https://spark-racing.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0327-1024x768.jpg)
そして腰下に組付け。
![](https://spark-racing.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_0328-1024x768.jpg)
きょうはここまで。とても暑かった!
主観的難易度:★☆☆☆☆(AE92後期4A-Gの16バルブエンジンも貴重になってきましたね。)
コメント