病気で会社を長く休んでいて、自転車で体力づくりをしている。
走っているとカリカリと異音がするようになってきたので、またBBのベアリングがヘタッたかと思って交換した。
前回交換のようすはこちら。
交換後4年経過していたBBのベアリングは少し回転がコリコリした感じで、交換して正解かと思ったが異音は改善せず。
原因を探るがイマイチはっきりしない。
チェーンが古くなって伸びているのでこれが原因かもしれない。
チェーンを新しくするなら、前7からリア9段変速に改造したかったので修理にかこつけてやってしまいます。
作業は難しくないというか、すでにホイルは9速対応のハブになっているので、9速化に必要なパーツさえそろえれば難しくない。
ホイール交換の様子はこちら。
ヨセミテの7速を9速化にあたって注意するポイントは、
・シフターは当然7速→9速にする
・ブレーキレバーも必要
ただし、もともとついていた7速のシフターはブレーキレバーと一体型だったが、最近のMTBのブレーキはVブレーキかディスクなので、ヨセミテのカンチブレーキに対応するものがない。Vブレーキとカンチではワイヤーの引き量が違うので使えない。しかし、カンチブレーキはロードバイク用のキャリパーブレーキと引き量が同じなので、フラットバーロード用のブレーキレバーが使える。なので、シフターはMTB用、ブレーキレバーはフラットバーロード用を選択した。
・リアディレイラーRDは流用可能
7速でも9速でもシフターのワイヤー引き量に対するRDの移動量は同じなので問題なし。
・チェーンは9速用が必要
7速と9速ではスプロケット一枚一枚の間隔が違う。当然9速のほうが狭いのでチェーンの幅も違う。
そして、購入したパーツは、
1)9速スプロケット CS-HG50-9
2)DEOLEシフター SL-M590
3)ブレーキレバー BL-R550
4)チェーン CN-HG53
5)ミッシングリンク CL566R
交換は簡単なので写真を適当に並べておきます。
(今回の投稿はWiki文法を選択し忘れたので、写真をうまく並べられない)
スプロケットのギア歯数は以下の考えで選択しました。
・トップギアは変えない → 高速走行時のペダル回転速度(ケイデンス)は変えない
・ローギアが重くする → 山を走らないので軽すぎるギアは不要
結果として歯数は、
旧7速:11-13-15-18-21-24-28
新9速:11-12-13-15-17-19-21-23-25
となって、ローからトップまでの間が詰まり、かつ、段数が増えたことでクロスレシオになりました。
クルマで言えば、クロスミッションを組んだようなものだ!
実際に走ってみると、歯数で1T程度の違いは非常に微妙で、極端に遅いか早いケイデンスの時には変速しても、ギアが変わったことを感じないレベルです。
ただ、快適に走れるケイデンスあたりでは、スピードに合わせて微妙に調整できるので非常に快適です。
最新のMTBで10速、ロードでは11速になっているようですが、
MTBで9速から10速に改造するには互換性が無く沢山パーツを買う必要があるようです。
9速で十分満足なので当分これで行きます。
主観的満足度:★★★☆☆(工具はチェーン切りが必要です。クロスミッションで快適サイクリング!)
ただ、チェーンに関する音は静かになったが、カリカリ音は消えず。いろいろ点検した結果、ペダルの取り付けネジだったかも。ネジにグリス塗ってクランクにねじ込んだら消えたっぽい。
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