前回、修理したところじゃないところからの漏れを発見した。なので、それを修理する。
ラジエータ全体が劣化しているので、修理しても次の弱いところが明らかになるだけで無間地獄になる可能性が高い。でも、分かっているけどやめられない!
まず、漏れてるプラグ周辺の塗装や汚れをエンドブラシで除去。
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そうすると、プラグに根本が原因と思っていたが、その周囲に亀裂が入っていることが確認できた。見つかった亀裂に真鍮板を貼って塞ぐ。
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そして、ラジエータに水を張って漏れテストすると新たな場所からの漏れが見つかる。目視ではわからないレベルの亀裂や穴があるらしい。
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ハンダ付けを繰り返してラジエータに水を入れただけで見つかるような漏れは全部塞いだので、ラジエータキャップテストを実施して圧力をかけた状態で漏れを検査する。
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そうすると、あちこちから漏れてきてるよぅ!
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目視ではゼッタイ分からないような穴や亀裂から漏れてくる。白いマーカーで印をつけたところが漏れている箇所。
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完全に無間地獄に突入しています。途方に暮れながらも全部ハンダで埋ていく。そしてラジエータキャップテストすると、さらに新たな漏れが見つかるパターン。
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あともう一回、この穴をふさげばゴールに違いない! マラソンランナーの気持ちでハンダでの穴埋めとキャップテストを繰り返す。
最後は漏れていることを確認することも難しい。目視では漏れていることが分からなくて、エアーを当てると水分が飛んで、その跡が数秒間見えるレベル。
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![](https://spark-racing.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_0842-768x1024.jpg)
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![](https://spark-racing.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_0844-607x1024.jpg)
5~6回はやり直ししてようやく漏れが止まって無限地獄から脱出!
次回は見栄えをよくするために表面を整えて塗装しよう。それでラジエータ修理編は終わりたい。
ラジエータを新しく作ったほうが ゼッタイに早いが、当時の純正部品のままで復活することに意義があると信じる。
主観的難易度:★★★☆☆( とっても疲れたが勉強になった。 )
<全体工程>
プロジェクトスタート 2018/3/3
↓
エンジン始動
↓
ブレーキ周り、サスペンションの状態確認
↓
レストア方針検討
↓
マフラー修理
↓
レストア方針の再検討
↓
シャーシーブラックの剥離
↓
サビ転換剤の塗布
↓
シャーシーブラックで塗装
↓
油漏れ修理
↓
こまごました部品の仕上げ ←いまここ
↓
いろいろ調整
↓
自主検査
↓
謎の審査官による検査
↓
陸事で登録検査
↓
公道復帰
<備忘録>
タイロッドのブーツを注文
リアゲートのモールが無い
運転席ドアロックノブの枠パーツが無い
ステアリングギアボックスのオイルシールの手配
トランスミッションのオイルシールやパッキンの手配
デフケースのオイルシールやパッキンの手配
ピットマンアームにガタがある
<完了済み>
ブレーキマスターの形状を調べる
ブレーキシリンダーカップ手配、前1•1/8、3/4
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