ラジエータのサイドタンクに見つかった亀裂を修理する。
亀裂が大きくてハンダで埋めただけでは強度的に不足することが前回の作業で分かったので、今日は真鍮の薄板を当てながらハンダ付けを試す。
まず、ハンダのくっ付きをよくするために、サイドタンクの亀裂周辺にハンダを流してコーティングする。
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亀裂がハンダで埋まったことで、大穴さえ塞げば修理完了のように見えるが、柔らかいハンダでコーティングされているだけなので非常に強度が小さい。
なので、真鍮の薄板を当てて補強する。細く切った真鍮板を患部にピッタリ沿うように鈑金して、
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ハンダ付け。これを繰り返す。
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ハンダ付けして、鈑金して、を繰り返す。鈑金にすっごい手間がかかってます。
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一日かかって亀裂を埋めることができた。そして漏れテストします。
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ハンダの流れが悪かったところから漏れていたので修正。二回目のテストでは亀裂からの漏れは止まったが、別のところから漏れてることを発見。
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次回へ続く。。。
主観的難易度:★★★☆☆( ラジエータを新製したほうが早いような気がするが、オリジナルを尊重したいので地道に対処するしかない。 )
<全体工程>
プロジェクトスタート 2018/3/3
↓
エンジン始動
↓
ブレーキ周り、サスペンションの状態確認
↓
レストア方針検討
↓
マフラー修理
↓
レストア方針の再検討
↓
シャーシーブラックの剥離
↓
サビ転換剤の塗布
↓
シャーシーブラックで塗装
↓
油漏れ修理
↓
こまごました部品の仕上げ ←いまここ
↓
いろいろ調整
↓
自主検査
↓
謎の審査官による検査
↓
陸事で登録検査
↓
公道復帰
<備忘録>
タイロッドのブーツを注文
リアゲートのモールが無い
運転席ドアロックノブの枠パーツが無い
ステアリングギアボックスのオイルシールの手配
トランスミッションのオイルシールやパッキンの手配
デフケースのオイルシールやパッキンの手配
ピットマンアームにガタがある
<完了済み>
ブレーキマスターの形状を調べる
ブレーキシリンダーカップ手配、前1•1/8、3/4
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