MS52:部品の調査

旧車に乗ってて一番こまるのがバーツの供給。

今はアメリカから調達できないか考えている。米は趣味としての自動車文化が日本よりもはるかに充実していて、32年のフォードとかがホットロッドとして製作されているくらい。それも半端じゃないクオリティのもの。
かの地で販売された自動車であればサードパーティの部品屋が主要なパーツは製作しているようなのだ。

幸いにしてMS5#クラウンは輸出されていたので望みはある。ただし、ドメスティックと輸出仕様では異なる部分もあるので、その辺に注意が必要だ。

(1)エンジン
エンジンを例にすると国内ではMだけど輸出仕様では2Mと4Mが存在している。

型式 ボア × ストローク
M 75.0 × 75.0
2M 75.0 × 85.0
4M 80.0 × 85.0

2Mと比べるとピストン以外は同じモノっぽい。
パーツカタログで確認するとMと4Mではピストンとクランクは違うが、親子メタルとコンロッドは同じ部品番号になっている。

(2)タイロッド
MS5#のタイロッドエンドアッセンブリーはコラシブルのパワステ無しなら輸出仕様も同じらしい。
あと、海外のサイトで調べると、ランクルと同じ可能性がある。
この辺はもっと詳しく調べてみよう。

2006/1/28追記
正月休みに風邪をひいて何にも作業できなかった。もったいない。
タイロッドエンドについえいろいろ調べると、
1969~1985 LAND CRUISER
1968~1970 CROWN
は同じタイロッドらしい。
ランクルのステアリングリンケージはたくさんのロッドで構成されていて、ロッドエンドも複数の種類のものが使われているが、我々が目的とするロッドエンドは ROD, STRG LNKG TIE の Left Hand らしい。
あと、EPCの入手とインストールに成功したので確認した。EPCの図面に惑わされた(下)が、確かにランクルLHD の END SUB-ASSY, TIEROD END, LH はソレっぽい。RHDならRHになる。
ちなみに部品番号は、 45046-69035 。
ここまでわかればトヨタの部品共販で買えるかもしれん。

<EPCの注意点>
図面は LHD、RHD 共に共通で、 RHD の図面が使われている。
したがって、アメリカのパーツをEPCで調べるときは、LHDなら反対側を参照しないといけない。
特に、タイロッドのように左右があるモノは注意!

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