MS52:クーラーの取り付け-その6

前日にクーラーユニットからの漏れを発見し、しかも土日遊んでばかりで子供の面倒を見ないと嫁からイヤミを言われてヘコミましたが、気を取り直して漏れ箇所を特定することにします。
配管をつけたままクーラーユニットを分解しエバポレータが見えるようにします。前日同様に真空引きするとシューッと音がします。音の出るところを探すと熱交換器からエキスパンションバルブへつながっている配管に亀裂が入っていました。
ここはエバポから3本の配管が三叉の部分で合流しエキパンへ続く配管です(冷媒の流れ的には反対)。合流部の手前で3本ともに亀裂が入っています。
エキパンにホース配管が接続されるのですが、エキパンを固定する金具も折れていたため振動で亀裂が入ったようです。

古い部品なので何かあると思っていましたがこんなことになっているとは、、、
もうだめかと思いましたが、幸いにも配管および三叉はアルミ製のようです。とすれば前日に覚えたロウ付けで直せるかもしれません。さすがに亀裂部分にロウ付けするのは難しいし、うまくくっつくか判らないので、三叉を一度切断し、折れたパイプをドリルで取り去ったうえでパイプを差込んでロウ付けすることにしました。
パイプが短くなるのでエキパン位置がずれますが、問題無い範囲で収まりました。

あと、コンデンサー入り口のパイプがバンパーステーに当たるので、バーナーで炙って逆に曲げておきます。バーナーって便利。
あとは、組み付けて真空引きします。前日とは違ってゲージの針は確実にマイナスに向かっています。真空引きしたまま昼食を食べ、戻ってきてからポンプを止めてゲージが動かないか確認します。どうやらOKです。
漏れが無いことを確認できたので、ファンベルトを張り、仮配線をしてクーラーを動かせるようにします。マグネットスイッチが入らないのでチェックすると配線の一部断線してました。古い部品を使うときは良く確認しましょう。
配線は4本のみ
1)プラス電源
2)マグネットスイッチ
3)ブロア+
4)アース(ブロア-も分岐する)
吊り下げユニットの中には感温スイッチがあり、温度によってマグネットスイッチをON-OFFすることで温度調整するようになっていました。また、ガス圧力は検出していませんので圧力が上がりすぎてもコンプレッサーは止まりません。
さて、いよいよガスをチャージします。
まずは停止状態でエアークーリングを1本入れます。
次に、エンジンを始動し、1500rpmくらいにアイドルを上げてクーラーを動かします。
低圧側から2本目のガスを注入します。
エアークーリングの説明書(結構詳しくて親切)には外気温度の30~45%を目安にするようにと書いてあります。今日は雨で涼しく外気温は25℃程度。なので7.5kgf/cm2をめどにチャージします。
高圧側で14kgf/cm2が程よいところとも書いてあるのでそれも目安にガスを注入すると4本入ったところで高圧が13kgf/cm2となりました。
気温が上がるともっと圧力が上がると思うので今日はこれくらいにして置きます。
この状態でクーラーから出てくる風はそこそこ冷たく感じます。また、あとで気が付きましたが湿気が多いせいかフロアにドレン水が溜まっていました。ちゃんと除湿してくれています。
あと、アイドルで放置すると水温が100℃に達しようとします。やはり電動ファンが必要です。また今度探しておこう。
吊り下げユニットも仮止めなので時間があるときに綺麗に取り付けることにしましょう。
とにかく早く帰宅しないと嫁の機嫌がますます悪くなります。

試走をかねて帰宅。
今日は雨でクーラー無しでも暑くないですが、クーラーつけると除湿してくれるので窓が曇らないっていうのがいいですね。いままではクソ暑い中ヒーターつけてましたから。ずっとつけていると寒いです。
クルマを降りるとメガネが曇ります。
そう、僕のクルマにはクーラー付いてますから!!!
主観的難易度:★★★(古い車から取った部品は壊れている可能性が高いので修理する技術も必要です。クーラーシステムを良く理解して作業しましょう。ポン付けでは動きません。)
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