MS52:ドラムブレーキピストン交換

とても久しぶりにクルマをいじった。今年はとても忙しくてお盆も仕事だった。
うちのMS52も無事に夏の猛暑を乗り切ってくれた。
今年はムチャクチャ暑かったけど6月に取り付けたクーラーのおかげで非常に快適だった。
さて、今日は会社が休みで子供は保育園に行った。
一日自由時間ができたのでドラムブレーキの修理をすることにする。
以前からマスターシリンダのリザーバタンクのうち、リアブレーキ側のタンクの液面が徐々に低下しているのが気になっていた。滲むようにブレーキシリンダから漏れているのだろう。いつ空になるか不安だし、いきなりブシューっと逝ってもらっては困る。
ちなみにうちのMS52はブレーキ周りはすべて MS50デラックスのものを移植してある。
↑2010/6/4追記
もともとFディスクなのかなぁ? 解説書によればワゴンは4輪ドラムらしいのだが、後期からはFディスクも設定されたのかも?
フロントはディスク、リアはドラムだけどシリンダ径が7/8インチで大きい。マスターシリンダもタンデムでマスターバッグ付き。現代のクルマと比べても見劣りしない!
(本来のMS52は 4輪ともドラムブレーキ)
なので、以下の文章はMS50デラックスの人のみ参考にしてください。とくに部品番号は注意!
作業は旧車だからといって特に難しいところは何も無く、汚いので気の済むまで清掃したあと普通にピストンを交換するだけ。
まずジャッキで上げてウマをかまし、タイヤを外してドラムを外します。

エアでホコリを飛ばしたのちシューを分解します。バネがきついのでマイナスドライバーでうまくこじったりして外します。

外したシュー

分解時の写真は撮ってませんがパーキングブレーキのアジャスタも動きが渋いので分解して清掃してグリスを塗ってスムーズに動くようにします。

ブリーダプラグを緩めてからピストンを引っ張って取り出します。

交換するピストンはトヨタで入手可能。ただしメーカー取り寄せ。
部品番号は 04474-30050「シリンダーキット」

シリンダの内面は若干ですがサビがでているので紙やすりで磨いてやります。
あとは組み立てて、エア抜きして、パーキングブレーキの調整をして終了。
これで気持ちよくブレーキが踏めます。
次はフロントもやる予定。
主観的難易度:★(気の済むまで洗浄しよう)

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