ヨセミテ:フロントフォークの交換

雨が続き自転車に乗れないので改造します。
YOSEMITE号はマウンテンバイクなので?フロントフォークにサスペンションがついてます。
歩道やマンホールの出っ張りに乗り上げるときにはショックを吸収してくれるのでパンクとかの心配が少ないと思いますが、ペダルをこぐエネルギーも吸収されている気もします。
前々から考えていましたが、さらにスピードを出すためにリジッドフォークに交換します。
フォークの材質にもいろいろあって、カーボンとかアルミとか鉄(クロモリ)とかチタンとかあります。
どうせなら一番軽くてカッコいいカーボンフォークをと購入寸前までいきましたが、いろいろ調べるとカーボンはもろいらしい。
折れたりすると命にかかわるので考えなおします。
ヨセミテ号のフレームには CR-MO BUTTED TUBING TANGE と書いてあり、材質はクロモリ(クロームモリブデン)。
最近はクロモリのフレームが見直されてきているらしい。クロモリのフレームはパイプが細くてカッコいい。
いろいろ考えて、オリジナルのフレームに敬意を表してフォークもクロモリにします。
選んだのはテスタッチのクロモリフォークで、色が43色から選べる。その代わり4週間近く納期がかかった。
早速交換。
左がオリジナルのサスペンション付きフォークで右がクロモリ。

作業は難しくないですが、フォークについている下球押しを新しいフォークに付け替える作業に多少のコツがいります。
下球押しはフォークに圧入されているので、何らかの方法で抜く必要があります。
まあ、そんなに強く圧入されているわけでもないので貫通マイナスドライバーとハンマーで打撃して抜きます。
全周を均等に打撃して斜めにならないように徐々に抜きます。

次に新しいフォークに抜いた下球押しを打ち込みます。
これもマイナスドライバーとハンマーで打撃します。打ち込むときも全周を均等に打撃しますが、打ち込み始めは打撃したほうの反対側が浮き上がってしまってうまくはまりません。
そのときは、打撃しているところの反対側を手で押さえながら打撃します。
下の写真は、手のひらの下で下球押しを押さえながらマイナスドライバーをあてがっているところです。

あと、ついでにヘッドセットのベアリングのグリースが劣化しているので洗浄して新しいグリースを塗りつけます。

あとは組み付け。
上玉押しのセット荷重は、スターファングルナットといわれる花びら状のナットをフォークのパイプに圧入し、そのナットを利用して調整ボルトでハンドルのステムを押すことで調整します。
今回スターファングルナットは用意してなかったので再利用しなければなりません。
古いフォークについていたナットを下方向に抜いて、変形を修正して使いました。

あとはブレーキを付け替えたりして完成。
さっそく試走といきたいところですが生憎の雨。
レビューは後日で、、、
2011/6/4追記
通勤と休日で乗ってみた。
心配した歩道やマンホールのフタへの乗り上げはまったく問題ないです。
これは太いタイヤ(26X1.5)を履いていることもあると思いますが。
路面の凹凸を全部ひろうので乗り始めは硬いな~っと思いましたが
しばらく乗っていると完全に慣れました。
むしろダイレクト感が心地よい感じ。
クルマに例えるならストラットに直巻き10kgf/mmのバネを入れたような、
バネが硬いせいで乗り上げ感はあるものの、ガツンという不快なショックは無いという感じ!?
肝心のスピードは劇的にアップするわけではないので、う~む?という感じ。
主観的満足度:★★★☆☆(パイプカッター位は必要か?無くても金ノコとヤスリで何とかなると思う。ヘッドセットのベアリングには向き(裏表)があるので注意。スピードアップへ過度に期待しないほうが吉だが街乗りでは気持ちいい乗り心地。)

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