ユーラシア:一泊二日の林道の旅

自転車を整備したのでどこかに走りに行く。

計画時点でゴールデンウィークはあと3日あるので、普段は行けないところまで走ってみたい。ので、県内の林道を経由してスキー場まで行って、旅館で宿泊して、違う林道を経由して帰宅することにする。片道100kmh弱×2片道=往復200km弱の小旅行。

<1日目>

ホントはこんなところ通るつもりはなかったのだけど、グーグルマップの指示通りに走ったらこの林道に来てしまった。林道の入り口には通行止めの看板が立っていたが無視して突っ込む。キャンプ場の整理係の人には「チャレンジャーですねぇ」みたいなことを言われた。

キャンプ場の奥からスタートする勾配のきつい林道だ。登りはほとんど自転車を押して歩いた。この林道をクリアしないと旅館までたどり着けないので頑張って押す。

山桜が咲いてきれいな景色ですな。

このあと、スキー場の登坂で何度ももう無理だと思いながらなんとか無事に旅館にたどりついて風呂に入って一休み。おいしい鴨鍋を食べさせてもらって就寝。

<2日目>

スキー場に隣接する旅館に泊めてもらった次の日、すぐそばが起点となっている「県内随一」と言われる林道を経由して帰宅する。

チェックアウトの時に見送りしてくれた旅館の大将によれば「まだ雪がある可能性が高い」という。例年は除雪車が入るらしいけど、今年はまだらしい。「まあ、無理なら戻ってきます」と言って出発。

たしかに出発地点から山頂を見てみると雪が残っている。このあと、自分があそこまでいくとは知らなかった。

さすがに県内随一と呼ばれるだけあって非常にしんどい。路面は大きな岩が転がったガレ場も多くてツーリング自転車ではつらい。登りは押して歩くし、下りは乗れたとしても辛い。下の写真くらいの砂利ならなんてことはないのだが、、、

頂上では非常に良い眺め。県内では最高峰の山です。

そして旅館の大将が懸念していた雪が、、、 数メートルくらいの距離の積雪なので押してわたります。これが数か所あった。でも、ゴールデンウィークまで雪が残っているとはビックリ!さすがにスキー場がある山ですね。

<このあと事件発生>

下りのガレ場で枯れ枝がスポークに挟まってフロントホイールがロックし背負い投げを食らわされて前転!

着地をうまく決めたため大事には至らなかったが、肩や背中を擦りむいた。枝を引っ掛けたスポークが曲がってリムが少し歪んだのと、泥除けのステーがひん曲がってタイヤが回らなくなったが応急処置して下山しそのまま帰宅。スポークが折れなくて済んだのは幸い。(翌日、点検したらスポークが一本折れてた。枝を引っ掛けたことに起因するのか、林道走行で衝撃が加わったせいなのかは不明。)

自転車に背負い投げされるのは2回目の経験で、今回は反射的に身を丸めてうまく受け身をとれた。初体験の時はおでこから地面に突っ込んでメガネは壊すし、おでこはひどく擦りむくし大被害だった。

また、このようなことは林道を走る限りはあり得る話なので、予備のスポークとニップルレンチは携帯しておくことにする。

あと、絆創膏も!

林道を降りたあとの舗装路はとてつもなく平和に感じる!

主観的疲労度:★★★★★(林道を経由するととても疲れる。片道100㎞×2プラス宿泊はちょうどよい選択)

前回はテント、酒と食料を積載して一泊二日したけど↓、今回のような急斜面でガレ場が多いと重装備では無理!

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