W201:オートマの修理-その4(トランスの分解)

さあ、いよいよトランスを分解し、原因となっていると思われるB3ブレーキディスクを交換してとっとと修理を終えよう。
ほんとは全部バラしてフルOHしたいけど時間がないので(なかなか暇が取れないので)、B3のみを交換する方針に変更し、それにかかわる最低限の部品のみを脱着することにする。
(バルブボディとかその他の部品は、中古ミッションでも買って長期休暇のときにゆっくりやろう。)
まず、B1ブレーキバンドを動かすB1ピストンを抜きます。B1ピストンを外から押し込むとスナップリングが見えるのでマイナスドライバーでこじってやれば外れます。と同時にB1ピストンがスプリングの力で飛び出るので注意しましょう。この作業にはシャコ万のデカイやつみたいな「両側から挟みこむような万力」があると便利です。今回はシリンダーヘッドのバルブスプリングコンプレッサーがあったので流用しました。
写真は油でピンボケ。(ちなみに作業写真を撮るデジカメはカシオのQV-10を愛用しています。これはカメラのG-ショックみたいなヤツで、水にぬれても衝撃を与えても大丈夫というもの。オートフォーカスでなく単焦点なので拡大写真を撮るときにコツがいりますが、油で汚れても石鹸で水洗いできるので重宝してます。ボンネットに置き忘れたまま走って落としても壊れませんでした。)

次に、ミッションの一番前に位置するフロントポンプを取ります。固定ボルトを抜いて、雌ネジが2個あいているので抜いたボルトをねじ込んで引っ張ります。
あっさりポンプが抜けると同時にバラバラと部品が出てきました。瞬間的にヤバイ、終わったと思いました。B3ピストンのスプリングプレートがバラバラに砕けてました。
nranbo氏のサイトで見た状況と同じようです。
http://super.fureai.or.jp/~noranbo/040312w124at2.htm

気になるのは砕けたスプリングプレートのピンのうち見つかったピンは3本ほどであること。残りのピンは何処へ?
粉になってATフルードに溶け込んでいたらいいのだけど、、、
ガックリ来ながらK1クラッチ、B1ブレーキバンドを取り外し、

犯人と思っていたB3ディスクを千枚通しの先を曲げたヤツで引っ掛けて外します。
取り外したB3ディスクは新品に比べてペナペナに薄く、同じものとは到底思えません。

以上の状況から原因を考えると、
(1)B3ピストンを押し戻すスプリングプレートが砕ける(なんで?)
(2)フラフラになったB3ピストンが常にB3ブレーキを接触させ、
(3)B3ディスクが限度を超えて磨耗し、
(4)ついに必要な圧着力が得られなくなり、
(5)バックできなくなった。
というようなストーリーでしょうか。
しかし、なんでスプリングプレートが砕けたのか?もっと丈夫に設計しとけよ。またはアルミの鋳物じゃなくて丈夫な材料使え!ケチるようなクルマじゃないだろー?(当時は)
とにかく、すぐにスプリングプレートを注文しなくては!
ついでにペラシャフトのゴムカップリングやゴムブーツやATフルードレベルゲージも注文しよう。
この後、嫁の190Eはミッションがないままリフトから引き摺り下ろされ次の土曜日まで放置されることに。
主観的難易度:★(トランスさえ下りていれば簡単。巨大シャコ万、千枚通しを用意しておこう。)
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