先日、回らないクランクが回るようになったので、エンジンは開けずに再利用することにした。
オーバーホールはしないが10年以上放置した10万㎞ちかく走っているエンジンなので、外から交換できるシールやベルト類の消耗部品を交換しておく。
クランクプーリーを外して、タイミングベルトカバーも外し、タイミングベルトを取る。
ベルトを取る前には必ず1番シリンダーの圧縮上死点を出しておく。
圧縮か排気の上死点のどっちなのかを判断するには、4A-Gの場合一番シリンダーのカムの山が外-外を向いていれば圧縮。
ベルトを取る前には必ず1番シリンダーの圧縮上死点を出しておく。
圧縮か排気の上死点のどっちなのかを判断するには、4A-Gの場合一番シリンダーのカムの山が外-外を向いていれば圧縮。
今回はベルトテンショナーとテンションベアリングも交換する。
クランク前のシール(オイルポンプシール)を交換するためにはタイミングベルトのプーリーを外す必要があるが、なかなか固くて取れないし、プーラーをかけるネジ穴もない。マイナスドライバー2本でひたすらこじって外す。あまり強く力を入れるとオイルポンプのカバーが割れそうなので、絶対外れると信じて何回も何回もこじります。
カムプーリーも外して、オイルポンプシール、カムシャフトシールを交換する。
古いシールはマイナスドライバを突き刺して外し、新しいシールは直径の同じソケットを当てて真っ直ぐ打ち込む。
古いシールはマイナスドライバを突き刺して外し、新しいシールは直径の同じソケットを当てて真っ直ぐ打ち込む。
20バルブの4A-Gの吸気側のカムの先にはOリングがついているのでこれも交換する。
シールが交換できたら新しいテンショナーとベアリングを取り付けて、新しいタイミングベルトを張る。
シールが交換できたら新しいテンショナーとベアリングを取り付けて、新しいタイミングベルトを張る。
あと、デスビが刺さっているところにもOリングがあるので交換する。
今回、点火はフルコンピューターでダイレクトイグニッションにするつもりなのでデスビキャップとローターは不要になるので外しときます。ローターの下にはクランク角センサーがあり、フルコンで制御するときにはこの信号を入力します。
今日交換した部品と部品番号。
90311-35040 カムシャフトオイルシール(排気)
90311-40015 カムシャフトオイルシール(吸気)
13540-16010 チェーンテンショナASSY NO.1
90311-32020 オイルポンプシール
90099-14127 ディストリビュータハウジングOリング
90301-14007 ダイレクト品番(吸気カムの先のOリング)
13568-19185 タイミングベルト
13505-16030 タイミングベルトアイドラSUB-ASSY NO.1
11213-16021 シリンダヘッドカバーガスケット
90311-40015 カムシャフトオイルシール(吸気)
13540-16010 チェーンテンショナASSY NO.1
90311-32020 オイルポンプシール
90099-14127 ディストリビュータハウジングOリング
90301-14007 ダイレクト品番(吸気カムの先のOリング)
13568-19185 タイミングベルト
13505-16030 タイミングベルトアイドラSUB-ASSY NO.1
11213-16021 シリンダヘッドカバーガスケット
主観的難易度:★☆☆☆☆(このくらい変えておけば当面はトラブルなく走れるかなあ。)
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