W201:オートマの修理-その3(トランスの取り外し)

部品も来たし、早速分解しよう。
いつもお世話になっている新宮サービスに行く。
今日は忙しいらしくリフトがみんな埋まっているが、お願いして工場の奥の4柱リフトを貸してもらった。
できれば今日中に修理したいと思いつつ、リフトに乗せて作業開始。
まずエンジンルーム側から。
バッテリーのマイナス端子、エアクリーナを取り外し、

スロットルワイヤーとATコントロールケーブルをそれらが取り付いているブラケットごと取り外す。
次にシリンダーヘッドに取り付いているATフルード注入チューブ(レベルゲージのはいっている)を固定しているボルトを取り外す。

次にリフトを上げてクルマの下から作業。オイルパンのドレンボルトを緩めてフルードを抜く。トルクコンバーターにもドレンボルトが付いているので、クランクプーリーボルトにレンチをかけてクランクを回しドレンボルトを下に向けてフルードを抜く。
そして、クランクプーリーを回しながらトルクコンバーターとドライブプレートを結合しているボルト6本を順番に抜いていく。
マフラーをエキマニの下から中間のフランジまでの間で取り外す。このクルマ、マフラーを外さないとプロペラシャフトが触れない。また、マフラーにセンサーが付いているのでコネクターから切り離すんだけど、ボディ側の穴の中にコネクターが入り込んでいるので引きずり出すのに苦労した。強く引っ張って穴の中でコネクターが外れたらカーペットをめくる羽目になる。

そして、ボディとミッションをつないでいる部品、コネクターやスピードメーターケーブル、ATコントロールケーブル、バキュームホース、ATフルート注入チューブ、オイルクーラーライン(往復)キックダウンソレノイドバルブを取り外す。
ここで、(失敗その1)ATフルード注入チューブにはレベルゲージが入っているので取り外しておこう。中部の端からゲージの先端が突き出しているため、ミッションをおろすときに引っかかってゲージを曲げてしまった。曲がりを直そうとしたらぺキッと音がして、ゲージの指示溝のところでヒビが入ってしまった。

ボディのセンタートンネルについている遮熱板も取り外す。
そして、センターベアリングのところのプロペラシャフトについているクランピングナット(でかい)を緩める。でかいモンキーが必要です。ペラのこの部分は、スプラインとスリーブになってて、ナットを緩めることでぺラシャフトが前後にスライドするようになる。
(失敗2)ナットをグリグリ回していたらナットに付いているゴムのブーツがねじ切れてしまった。ブーツを外してから回そう(外れると思う)。
次に、ミッションのアウトプット側フランジとペラをつないでいるゴムのカップリングを取り外す。はじめはカップリングの構造が良くわからなかったけど、ただのドーナツ型のゴムです。
ただし、ボルト(計6本)の入るところは鉄のスリーブが入っていて、それぞれペラ側フランジとアウトプット側フランジにインローで勘合しているので、ボルトを外しただけでは外れません。貫通ドライバーとハンマーで叩きます。気が付かずに一生懸命ペラを後ろへ押してました。
また、カップリングの後ろのでかいワッパの意味が良くわかりませんでした。←あとで調べたら”でかいワッパ”はバイブレーションダンパーだって。ペラシャフトのねじり振動を吸収するんでしょう。クランクプーリーについているのと同じ原理だと思う。

そしていよいよミッションとエンジンを結合しているボルト10本を外します。上のほうのボルトは長いエクステンションを使って緩めます。(↓”でかいワッパ”が見えてます)

最後の1本を外す前にミッションジャッキでミッションを支えます。
すべてのボルトを抜いたらいよいよ切り離し。マイナスドライバーでも突っ込んで、こじりながらミッションを後方へ押して切り離します。
(失敗3)ミッションを押してたらトルコンがインプットシャフトから抜け出てしまった。こうなると後ろへ下げるスペースが足らず絶対ミッションは切り離せない。再びシャフトを押し込むのは苦労します。ミッションを切り離すときに、トルコンとドライブプレートの間にマイナスドライバーを打ち込んで勘合を解いておくべし。
さあ、これでトランス(ミッションというよりアメリカっぽい?)が下りました。

嫁の190Eについていたトランスは
722 400 0 3001622
というものでした。

つづいてトランスの分
解に入ります。(その4へ続く)
主観的難易度:★★★★(リフトはぜひ借りたい。ミッションジャッキもしくは友人知人、長いエキステンション、腕力握力が必要。ツールは普通のツールでOK。ミッションの脱着としては標準的な作業内容と思う。マニュアルトランスの脱着とそう変わらず。)
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