MS52:キャスターの調整

久しぶりにクルマをいじった。
三月は仕事がとても忙しかったし、四月に入ったとたん風邪をひいてしまった。
明日は旧車販売店のアモンが主催する「第9回 旧車の集い」が開催される。
このイベントは家から1時間ほどのところが会場なので、クラウンでも何とかたどり着くことができる。
2年前から家族と見に行っていて、今年で3回目だ。
ということで、明日は1時間ほど高速をドライブすることになるので、まっすぐ走れるようにアライメントを調整しておくことにする。ついでに人に見られても恥ずかしくないように洗車もする。
クルマがまっすぐ走るためにはキャスター角がポイント。
キャスター角とは、前輪を支えている上のジョイントと下のジョイントを結ぶ直線が、垂直な状態からどれだけ傾いているかを角度であらわしたもの。
前輪を横から見ると、上のジョイントは下のジョイントよりも後ろよりについている(後ろに倒れている、もしくは、後ろに寝ている)。
キャスターが寝ているほどクルマはまっすぐ走ろうとする(ただし、曲がるときはハンドルが重くなる)。
うちのMS52は以前にストラットバー(テンションロッドとも)の調整でキャスターを寝かせたのだけど
MS52:ストラットバークッションの交換
ストラットバーとはいわゆるストラット式サスペンションで言うところのテンションロッド。そのロッドに串刺しになっているゴムを交換する。アッパーアームブッシュと同時作業。MS52用は生産打ち切りのためMS112用を調達。でも、もとも...

整備書を読むとこれは正しいやり方ではないらしい。このやり方ではブッシュに無理がかかり凸凹を越えるたびにキコキコと音が出て恥ずかしかった。真似しないように。

正しいやり方は、アッパーアームの取り付けボルトに挟んであるシムの枚数を調整する。
フロント側のシムを減らせばアッパーアームが後ろよりに移動してキャスターが付く。

 

リア側のシムを増やしてもキャスターが付くけど、整備書の調整図表によるとキャンバーも大きく変化するらしい。
うちのMS52は若干だけど左流れの性質があるので。左前輪(助手席側)のみキャンバーもつける方向で調整することにした。左前輪だけ少しハの字をかかせて右に行かせようというわけ。
ほんとはアライメントを測定しながらやりたいけど、測定治具とか用意するのがめんどくさいのでフィーリングでやってしまいます。サーキットに行くわけでもないのでこれでOK。
<調整前のシム厚さと枚数(単位mm)>
運転席側:フロント=1.6 1.2 1.2 1.2  リア=1.2 1.6 2.3
助手席側:フロント=1.2 2.3      リア=1.2 2.3
<調整後のシム厚さと枚数(単位mm)>
運転席側:フロント=1.2        リア=調整前と同じ
助手席側:フロント=1.2        リア=1.2 1.2 2.3
調整後はトーも狂ってしまうので、いつもお世話になっている新宮サービスに行って、サイドスリップテスターの上を何度も往復して調整します。ハンドルも直進時にまっすぐになるようにします(当然か?)
サイドスリップでほぼ0mmに調整しました。
このときの車高は3cmくらい上げた状態。

 

ちなみにサイドスリップというのは、クルマが1m進んだときにタイヤが何ミリ横ズレしたかを示すもので、トー角の不良はサイドスリップの不良として現れます。
サイドスリップテスターは左右2枚の動く鉄板で構成されていて、この上をタイヤが通るとサイドスリップ分だけ鉄板が横に移動するので、この移動量を測定するもの。
ここでひとつ実験。
うちのクラウンはエアで車高が調整できます。車高を換えるとサイドスリップがどれくらい変わるのかを知っておきたいのでやってみます。
エアを抜いて車高短にして、サイドスリップテスターを通過するとトーイン方向に3mmになりました。

 

これくらいの変化なら気にしなくても大丈夫ですね。これで車高を変えて走っても気持ちよく走れます。
このあと洗車して明日の準備はOK。フリーマーケットで掘り出し物があるといいなぁ。
主観的難易度:★(ハンドツールで大丈夫、サイドスリップテスターが借りれなければメジャーとか駆使して頑張れ!)
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