W201:オルタネータのブラシ交換

水曜の朝、会社についた直後に嫁から電話があった。
キーをひねってもエンジンがかからないと言う。
子供を保育園に送って会社に行く必要があるが、メーターパネルの警告等もまったく点灯しないと言っている。
本人はかなり焦っていて文句の一つも言いたいようであるが、エンジンがかからないのはこっちのせいではない。
昨晩、ライトつけっ放しにしたなぁ?! と思いながら、近所の自動車整備工場へかけこんで相談しろ~と言ってしばらくたつと、バッテリー交換が必要だと言われたらしい。また、純正のバッテリーが必要で、今在庫があるのは電極のプラスマイナスが反対のもので、それを繋ぐためには部品を注文しなくてはならず、時間がかかると言われたらしい。
バッテリー交換くらいで何でそんなに時間がかかるのか?
素人の嫁に対してふっかけているのかよくわからんが、
どっちにしろ時間がかかるなら、週末に自分で直したほうが安上がりなので、そんな整備工場とはバイバイおさらば。
で、帰宅してからケーブルでバッテリーを繋いでエンジンをかけ、電圧計で見てみると9Vくらいしか電圧が無く、ふらついている。
ライトをつけたらエンジンが止まってしまった。
これは充電ができていない。
オルタネータがダメなのだろう。
そこそこの年数で11万kmくらい走っているし、ブラシの寿命だと思う。
オルタネータ本体はリビルトでも5万円以上!なので、ブラシだけ注文して交換します。
W201のオルタネータには普通の?やつと、コンパクトタイプの2種類あり、嫁のはコンパクトタイプらしい。
普通のヤツは外にファンが付いている。オークションに出品されているのは普通のファン付きものが多い。
部品はEPCで調べてスピードジャパンに注文。水曜に注文して金曜には届く。
 REGURATOR AND CUT-OUT 002 154 85 06

このクルマのブラシ交換は簡単で、オルタネータはエンジンに取り付けたままでオーケー。
まずは、バッテリーの端子からケーブルを外します。
オルタネータの後ろに黒いプラスチックのカバーがあり、ケーブル2本とカバーを留めている細いネジ3本外して、3箇所の爪を持ち上げればカバーが取れます。
が、プラスチックがもろくなっていて、3本とも爪を折ってしまいました。
爪は無くてもカバーは固定できるので気にしないことにします。

そしたら、ブラシが見えるので、ネジを2本外して、これも爪を広げてブラシをとります。
が、ここでも爪が折れてしまいました。
爪は無くてもブラシは固定できるので気にしないことにします。

コンパクトタイプのブラシにはなにやら半導体部品のようなものが付いている。
部品名称がレギュレータアンドカットオフというので、ブラシにレギュレータが付いているのか。。。
左が付いていたブラシ、右は新品。

ブラシは発電できなくなるほど磨り減っているようには見えないが、、、、これで直るか不安だ。
あとは、元通りに戻して完成。
バッテリーを繋いでエンジンを始動し、電圧をチェックすると12~13Vで安定しています。
国産車だと14Vくらい行くけど、このクルマはこんなものなのか?
まあ、充電はしているのでオーケーとします。
簡単に直ってよかった。  後日エンコしてます↓
主観的難易度:★☆☆☆☆(短いプラスドライバーがあれば良し。プラスチックカバーの小さいネジ3本はプライヤーでつまめば回せます。テスターでなくても電圧計は欲しい。)
2009/12/14、嫁が夜の会社の帰り道でエンコ。
道路の真ん中で止まってパニック状態であった。
やはりブラシが原因ではなかったか。。。
2009/12/17、リビルトのオルタネータに交換。
2010/1/6、年末年始をはさんで2週間ほど調子よく乗っていたが、また嫁が会社の帰り道でエンコ。
前回とまったく同じところで止まった。
リビルトのオルタネータがたまたま悪かった?
2010/1/10、再びリビルトのオルタネータに交換。
ライトON、ヒーター全開で電圧の様子を見ていたが特に問題なし。
だが、嫁が乗ると調子が悪くなるのか?!
当然のことながら、嫁はこのクルマにかなりの不信感を持っているらしく国産車に買い換えたいらしい。
だが、これまでの修理代と労力を考えるとそう簡単に乗り換えられないのだよ。

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